ヨコハマ経済新聞を運営するNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは2月9日から、ヨコハマ経済新聞メディアカレッジ「人とまちを結ぶライター講座」を開催する。
ヨコハマ経済新聞のライター講座 ニュースパーク館長などゲスト多彩
毎週火曜の18時30分から2時間程度で、20人程度の少人数制。原則的にオンラインで、講義とワークショップを併用する。6回シリーズで各回のテーマは「まちは情報であふれている-ハマ経の現場から」「記事とメディアの基本を知る」「ニュースリリースから記事をつくる」「セミナー取材から記事をつくる」「インタビュー取材から記事をつくる」「共感を広げる見出し、写真、そして思い」。
主任講師兼コーディネーターは「社会広報WORKS」代表でヨコハマ経済新聞編集部員の三澤一孔さんが務める。三澤さんは1992年から神戸新聞の記者として、阪神大震災と復興まちづくり、福祉、NPOなどを取材、退社後1999年から2000年ににNGO難民を助ける会のインターンとして、旧ユーゴスラビア・コソボで支援活動に関わった。帰国後は、国際開発ジャーナル社、NGOピースウィンズ・ジャパンの広報担当、国際協力機構(JICA)の広報など国内外の情報発信を手掛けてきた。
そのほか、ニュースパーク(日本新聞博物館)館長の尾高泉さん、ヨコハマ経済新聞編集長の杉浦裕樹さん、港北経済新聞編集長の坂井直人さん、写真家でライターの紀あささん、「IDEAS FOR GOOD」編集長の加藤佑さん、緑園リビングラボ代表の野村美由紀さん、野毛坂グローカル代表の奥井利幸さんらがゲスト登壇する。
三澤さんは「少し前まで、メディアといえば限られた数のテレビや新聞のことを指すことがほとんどだった。ブログやSNSで、誰もが情報を発信できるようになった。課題に向き合う人や解決に向け取り組む人が、広報のマインドやスキルを身に付けることによって、社会をより良い方向に動かすこともできる。この講座がそうしたきっかけの一つになればと思う」と参加を呼び掛ける。
参加費用は6回通し10,000円(学割=7,500円)、1回のみ2,000円(学割=1,500円)。ヨコハマ経済新聞は2004年4月に創刊したインターネットのニュース媒体で、 横浜都心臨海部を中心にビジネス、カルチャー、クリエイティブなどの情報を独自に集めて、編集している。