横浜DeNAベイスターズが2月9日、横浜市内の新型コロナウイルス感染症宿泊療養施設に特製弁当の提供を開始した。神奈川県と関内まちづくり振興会(横浜市中区相生町、秋山修一会長)の取り組みに賛同し、療養生活を応援するとともに、地元の飲食店の味を伝える。
神奈川県は関内まちづくり振興会と委託契約を締結し、2020年11月から毎週火曜と金曜に、新型コロナウイルス感染症宿泊療養施設の利用者の夕食として、振興会加盟の飲食店による弁当をアパホテル横浜関内(中区住吉町3)の療養者に提供している。
提供する特製弁当は、球団直営店舗「CRAFT BEER DINING &9」(中区日本大通)のジャークチキンやカニクリームコロッケなどの弁当30食と、「BALLPARK BURGER &9」(中区横浜公園)のハンバーガーとフレンチフライなどを詰め込んだ弁当20食。満腹感と栄養補給を第一に考え、味覚障害がある方でも食感の違いを楽しんでいただけるよう、工夫を重ねたという。特製弁当の店舗での販売予定はない。
特製弁当には三浦大輔監督、キャプテン佐野恵太選手、東克樹選手、大貫晋一選手、今永昇太選手からの応援メッセージをデザインしたポストカードを添える。
横浜DeNAベイスターズは「地域の一員として一緒に地元・横浜を盛り上げていくとともに、療養生活を送る方々にエールを届けていく」とコメントしている。