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ヨコハマ学生演劇フェス2020、6団体が上演 審査員長は劇団扉座の横内謙介さん

参加団体「芝居の最もアツイ場所」の練習風景。コロナ禍で活動の場が失われていた学生たちからの応募には「演劇をしたい」という熱い思いが込められていた。晴れ舞台に向け、現在最終稽古に励んでいる。

参加団体「芝居の最もアツイ場所」の練習風景。コロナ禍で活動の場が失われていた学生たちからの応募には「演劇をしたい」という熱い思いが込められていた。晴れ舞台に向け、現在最終稽古に励んでいる。

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 「ヨコハマ学生演劇フェス2020」がかながわアートホール(横浜市保土ヶ谷区花見台4)で、2月22日、23日に開催される。「かながわマグカル演劇フェスティバル」の一つで、公募で選ばれた県内在住の大学生や専門学校生からなる6団体が上演する。

ヨコハマ学生演劇フェス2020実行委員長の真坂雅さん

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 イベントを企画したのは、神奈川県を拠点に俳優活動をするOKAMI企画の真坂雅さん。新型コロナウイルスの影響で、演劇活動が今まで通りに行えない中、懸命に表現を続けようと模索している学生たちを応援しようと立ち上がった。真坂さん自身も2014年に開催された神奈川大学演劇フェスに参加した経験を持つ。当時大学2年生だった真坂さんは、「他大学との交流で、自分のものさしの目盛りを増やすことができた」と話す。今度は自分がその場を創出したいと意気込む。

 コロナ禍で登校もままならず、活動も禁止されてきた学生たちは、オンラインで練習を重ねてきた。「人と会って話すことが少ない状況の中、仲間たちと集まって演劇ができるのはとてもありがたい」と、今月に入り対面での最終稽古に臨んでいる。1団体につき上演時間は50分。

 「演劇は客席とステージ、双方向のコミュニケーションがあって成り立つもの。この2日間は神奈川県内で一番面白いイベントにしたい」と真坂さんは話す。

 審査委員長を劇団扉座の横内謙介さんがつとめ、表彰は審査員により選出される「ヨコハマ学生演劇大賞」と、観客票を最も獲得した団体が選出される「観客賞」がある。観客賞は劇場チケット購入者すべてに投票権が与えられ、観客の投票数によって決定する。

 プログラムは22日=17時~「芝居の最もアツい場所」「枯井戸企画」「明治学院大学演劇研究部」の3団体。23日=15時~「劇団天の河神社」「ひまじん企画」「劇団irodori」。チケットは一般2日間券=6,000円、同学割4,500円、一般1日券=3,500円、同学割=2,500円、配信鑑賞券=2,000円。

 会場は、隣り合う客席は25センチ以上のスペースを設ける、客席最前列から部隊までは2メートル以上の間隔を取るなど、新型コロナウイルス感染症対策に取り組む。

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