ローカルニュースメディア「ヨコハマ経済新聞」が2月13日、音声メディア「Voicy」で地域情報を発信する音声番組「横浜発!ハマ経ラジオ」を始めた。
「Voicy」は2016(平成28)年に創業。「音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる」をビジョンに、「音声で社会をリデザインする」をミッションに掲げる。
ヨコハマ経済新聞は2004(平成16年)年4月に開設したインターネットのローカルニュースメディアで、紙面を持たない媒体による「Voicy」ニュースチャンネル開設は全国初。
番組ナビゲーターを務めるのは、ヨコハマ経済新聞編集部でフォトライターの紀あささんとビジネスコンサルタントの小平裕さん。同編集長の杉浦裕樹さんは「毎日ビジネス&カルチャー情報、横浜のホットな情報を届けているが、これからはボイスメディアでも最新の情報をお届けしたい。みなさま楽しみにしてくた?さい」と話す。
「Voicy」のメディアプロデューサーの眞嶋伸明さんは「ヨコハマ経済新聞様のような地域密着型のメディアが音声で発信をする事例はまだ多くはありません。しかし、当然ながら地域の情報を一番知っているのは地域密着型のメディアです。コロナ禍で地域の情報がより必要になっている現在の状況において、発信者も受信者もストレスなく活用できる音声メディアは最適な情報伝達手段だといえます。今後も横浜の情報を横浜内外の人たちに伝える取り組みにおいて、音声メディアをどんどん活用していただきたいと思います」とコメントする。
横浜市在住で「Voicy」の地域担当で、内閣府の地域活性化伝道師の善井靖さんは「ヨコハマ経済新聞でのスタートがきっかけとなって、『みんなの経済新聞ネットワーク』の他の地域からも、地域に密着した生の声を届ける動きが広がれば」と期待を寄せる。
みんなの経済新聞ネットワークは、各地域のローカル情報を発信するニュース媒体のネットワークで、略称は「みん経」。2000(平成12)年に「シブヤ経済新聞」がスタートし、4年後に2番目となる「ヨコハマ経済新聞」が開設。現在は内外合わせて120以上の拠点で展開。「まちの記録係」として、地域限定のローカルニュースを配信している。
番組は当面の間、火曜と金曜に配信。ネットや「Voicy」アプリで、いつでも視聴可能。無料。