「エシカル」と「海」をテーマにしたセレクトショップ「Ethical&SEA(エシカルシー)横浜」が3月4日、相鉄ジョイナス横浜(横浜市西区南幸1)にオープンした。経営はフラッグ(東京都中央区)で、「エシカル」(=環境に配慮)、「サスティナブル」(=持続可能)、「テック」(=技術)をコンセプトに据える。
オーガニックやプラスチックフリー、フェアトレードなどを日常的に実践する「アメリカ西海岸」を意識し、海や地球環境、SDGs(持続可能な開発目標)について考え、人や社会・環境に配慮した消費行動「エシカル消費」に貢献することを目指す。
店頭には日本初上陸の商品を含むコスメ・フード・雑貨などを600種類以上のアイテムを並べる。9割以上が天然由来成分のスキンケアコスメや、人工甘味料、保存料・着色料・グルテン不使用のエナジードリンク、プラスチックフリーのラップや容器、天然素材100%で「乳幼児やペットにも安心」の除菌・消臭剤など、「人にも地球にも優しい」エシカルなアイテムをそろえた。
各商品がどのようにエシカル消費につながるのか、アイコンで分かりやすく表記する。「OG」(オーガニック)、「OF」(オーシャンフレンドリー)、「VG」(ビーガン)など、エシカル消費を促す7つの理念と、それに対応するアイコンを用意した。一人一人が消費行動を見直し、少しでも地球環境に負担のない行動に変化する後押しとなるブランドを目指すという。
併せて、エシカル消費の意識を高めるために生産者・メーカーとつながることができるインスタライブ配信企画「インスタルーミング」を毎月配信予定。オフライン・オンラインを組み合わせたワークショップによりエシカルな学びの場を提供する。
エシカルシーを運営するフラッグ(東京都中央区)の担当者は「地球温暖化、気候危機、夏場・冬場の異常気象、海面上昇による太平洋の島国の存続問題など、これらの地球がどうなるかは、私たち一人一人の今からの消費行動に懸かっている。一つの消費行動から変えていくことで、一人一人が、少しでも地球環境に負担のない行動に変化する後押しとなるブランドを目指したい」と話す。
営業時間は10時~21時(緊急事態宣言期間中は20時まで)。