横浜公園周辺で、横浜の春の風物詩「よこはま花と緑のスプリングフェア2021」が開催される。

チューリップの新品種「ラバーズタウン」

　横浜公園内では、昨年11月に植えられた70品種10万本を越えるさまざまなチューリップを鑑賞することができる。歴史的建造物が並ぶ日本大通りでは、400メートルの「日本花通り」、横浜産貿ホール内では花と緑の作品展示「花と緑の園芸館」、山下公園では20区画の花壇が楽しめる「花壇展」が開催される。

　2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため開催中止となった。今年は、ガーデンネックレス横浜2021連携イベントとして開催される。主催は、よこはま花と緑のスプリングフェア運営委員会（横浜市、横浜市緑の協会、協力団体等）。

　4月9日はメイン会場の横浜公園でオープニングセレモニーが行われ、横浜消防音楽隊の演奏と共に行う開会宣言や、オランダマスターフローリストのレン・オークメイドさんを招きチューリップと季節の花を使ったアレンジメントを披露する。

　横浜公園では期間中、竹細工や間伐材を使った物品の販売「自然がどっさりコーナー」や協賛企業によるブース、キッチンカーなどが出店する。

　開催期間は横浜公園と横浜産貿ホールが4月9日～11日（10時～16時）、山下公園と日本大通りは4月9日～5月5日。入場無料。

　「ガーデンネックレス横浜2021」は、みなとエリア（3月27日～6月13日）と里山ガーデン（3月27日～5月9日）で開催される。また、5月3日から6月13日に山下公園、港の見える丘公園、横浜山手西洋館、アメリカ山公園、横浜イングリッシュガーデン、八景島バラ園ほか市内各所で「横浜ローズウィーク」が開催される。