地球環境について考える日として提案された記念日「アースデイ」の4月22日、市内の大学生を中心とする若者よるネットワーク「チームZERO YOUTH 横浜」がオンライントークを実施する。
動画コンペで優勝した「ESD日本ユース有志&春日神社清掃の会」の映像配信も
同団体は、脱炭素化に向けた具体的な行動変容を促すために、若者世代の声を温暖化対策の取組に反映することや、若者による情報発信により全市的・全世代的な温暖化対策の機運を醸成すること、次世代の気候変動や温暖化への対策を担う人材の育成などを目的に、横浜市の呼びかけにより結成された有志によるネットワーク。
トークでは、脱炭素型ライフスタイルを推進する「1.5℃ライフ共同キャンペーン」の一環で行われた「若者を対象とした動画コンペティション」の成果報告のほか、「イクレイ(ICLEI)」内田東吾事務局長や、横浜市温暖化対策統括本部の宮島弘樹課長による気候変動や地球温暖化についての話題提供などを行う。
オープンディスカッションでは、地球環境の保全や脱炭素化にむけて若者たちによる対話の場を設ける。
同ネットワークの呼びかけ人でRCE横浜若者連盟の川内美月さんは「横浜が好きで、世の中をより良くしたいと思っている人たちのつながりをつくり、横浜の未来を考える活動をみんなで考える取り組みのキックオフ。ぜひ参加して欲しい」とコメントしている。
開催は19時30分から20時30分。ユーチューブとフェイスブックライブで配信する。視聴無料。
「1.5℃ライフスタイル」は、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」に基づく脱炭素型ライフスタイルのことで、横浜市は、持続可能な社会の実現を目指す2,500以上の自治体で構成される国際ネットワーク「イクレイ」の加盟都市であるフィンランド・トゥルク市と連携して若者を対象に映像コンテストを実施した。
横浜市からは3作品が国際キャンぺーンにエントリーされ、「ESD日本ユース有志&春日神社清掃の会」が優勝が決まった。
「チームZERO YOUTH 横浜」は、3月27日の「アースアワー」の日に横浜市役所で設立宣言を行った、脱炭素化に向けた具体的な行動変容を促す若者世代のネットワーク。2050年までの温室効果ガス実質排出ゼロ(脱炭素化)を目指す「Zero Carbon Yokohama」の実現に向け、横浜市立大学学生、横浜国立大学、東京外語大学、東京大学などの学生や、横濱OneMM、RCE横浜若者連盟、Stock Baseなどの若者による団体のメンバーが参加している。