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「文豪ストレイドッグス」が啓発コラボ 2022年4月から18歳は成年・悪質商法に注意

横浜市消費生活総合センターで配布する啓発グッズ「クリアファイル」

横浜市消費生活総合センターで配布する啓発グッズ「クリアファイル」

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 横浜を舞台にしたTVアニメ「文豪ストレイドッグス」と横浜市消費生活総合センターが、描き下ろしイラストを使用した「若者を守るキャンペーン」のポスターやグッズを作成した。

文豪ストレイドッグスの市営バス・地下鉄1日乗車券「みなとぶらりチケット」

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 コラボレーションは、2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることで、契約トラブルが増えることが懸念される中、若者が悪質商法に巻き込まれることを未然に防ぐことを目的に、「成年年齢引き下げ」の啓発をテーマにした描き下ろしイラストを作成して実施。

 「文豪ストレイドッグス」は舞台モデルが横浜で、さまざまな事件を解決する武装探偵社の活躍を描いた作品であることから、横浜の若者を守る今回のコラボの協力となった。

 ポスターは、山手西洋館前でポスターを貼って回る中島敦・太宰治・泉鏡花のイラストでと、みなとみらいで悪徳商法のポスターを剥がして回る国木田独歩・江戸川乱歩・与謝野晶子のイラストでの2点。それぞれ、「2022年4月から18歳は成年」「悪質商法に注意」のメッセージが書かれている。ポスターは、横浜市や区役所の関連施設、市立図書館18館のほか横浜市内の高校、大学、専門学校などに掲載する。

 また、コラボ企画を記念して、横浜市交通局の協力で市営地下鉄・市バス、駅にもコラボポスターを掲示するほか、「文豪ストレイドッグス」オリジナルみなとぶらりチケットを販売する。みなとぶらりチケットは、今回が第5弾目のコラボとなる。

 横浜市消費生活総合センター(横浜市港南区上大岡西1)では、啓発グッズ「クリアファイル」を配布する。配布開始は5月10日で、対象は横浜市在住・在勤・在学で、センターのメールマガジン登録・Twitter(ツイッター)のフォローが必要。同センターでひとり1枚を配布する。

 同センターの魚本一司センター長は「民法改正による成年年齢の18歳への引き下げまで、あと1年余りとなった。今回の啓発活動が、若者も契約を学んで悪質商法などに巻き込まれないよう注意していただくきっかけになることを期待している」と話している。

 「文豪ストレイドッグス」の原作は朝霧カフカ、漫画・春河35。2013年から漫画雑誌「ヤングエース」で連載。2016年からTVアニメが放送され、2018年3月には映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」が全国公開された。オリジナルストーリーの小説版やスピンオフ作品、ゲーム化、舞台化などさまざまなメディアミックスを展開。関連書籍はシリーズ累計850万部を突破している。

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