横浜スカーフとシルクの魅力を体験する「横浜ファッションウィーク」が開催されている。
横浜ファッションデザイン専門学校の生徒たちがシルクスカーフのドレスでファッションショー
横浜の代表的な地場産品で、高度な手捺染(なっせん)、縫製の技術で作られているシルク製品ブランド「横浜スカーフ」を紹介する同イベント。
スカーフの展示、デザイン専門学校生徒によるスカーフを利用した洋服作品展示発表とファッションショー、スカーフ教室、カラー診断、染色体験、捺染体験、スカーフ大使によるスカーフアレンジメントショーや、シルク製品の販売などが行われる。
象の鼻テラスでは1日に、初代から9代目までの歴代大使による「横浜スカーフ親善大使21」のお披露目式や、横浜ファッションデザイン専門学校の生徒たちが、横浜繊維振興会が提供したスカーフを素材に作成したドレスによるシルクファッションショーなどが行われた。
横浜ファッションウィーク実行委員長の松村俊幸さんは「1859年の横浜開港後に、生糸の輸出が始まり、日本の近代産業の源となり経済発展につながった。一年中使えるシルクや横浜スカーフの魅力を体験して欲しい」と話す。
横浜スカーフ親善大使の宮下遥奈さんは「親善大使としてスカーフの魅力や横浜の歴史を知り、横浜がより好きになった。若い人たちにも魅力を知って欲しい。スカーフをベルトとして使うのもお勧めです」と話す。
会場は、シルクセンター国際貿易観光会館1階と象の鼻テラス(1日・2日のみ)。会期は5月8日まで。入場無料。