料理に関する事業を手掛ける「クックパッド」は5月6日、恵比寿から「WeWork オーシャンゲートみなとみらい」(横浜市西区みなとみらい3)に本社を移転した。
横浜への移転について同社は「街やつくり手と一緒に、毎日の料理を楽しみにしていく場所」を目指して、料理に関するさまざまな課題解決を目的としたサービス開発をより推進していくため」としている。
同社は、2017年からの10年間を成長のための「投資フェーズ」と定め、積極的な投資を行っている。「毎日の料理を楽しみにする」を実現するために「つくり手を増やす」ためのプラットフォームサービスの拡大を国内事業の重要施策として位置付けており、つくり手、生活者との物理的距離を縮め、料理に関する課題に迅速に対応することや、職住近接の実現が可能で、オフィスに集まって物理的な環境を活用した働き方を作り上げることを実現できる場所として横浜への移転を決めた。
新オフィス「Cookpad park(クックパッド パーク)」は、植物のプロ集団「SOLSO」と共同でレイアウトや植栽計画を策定。眺望のよい海側には、チームでのサービス開発を最大限効率化するためのプロダクトルームが設置され、食にまつわる植物が数多く置かれ、野菜や果物が生まれる過程を感じながら事業開発を行うことができる。
本社の移転にあたり、クックパッドの働き方や、事業の考え方を発信する特設サイト「Cookpad Ideas」を開設。同社CEOのインタビューや対談などを掲載している。
クックパッドは、日本を含む世界76カ国・地域、34言語で料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」のほか、生鮮食品EC「クックパッドマート」、健康な心身をつくる幼児向け食育絵本「おりょうりえほん by cookpad」などの事業を展開している。
WeWork オーシャンゲートみなとみらいは、みなとみらい32街区にあるオフィスビル「オーシャンゲートみなとみらい」の7階~10階に、2018年11月にオープンしたコミュニティ型ワークスペース。