横浜市経済局による起業家育成セミナー「YOXO(よくぞ)イノベーションスクール」第4期受講生の募集が5月17日、始まった。
YOXOイノベーションスクールは「世界を変えるビジネスを横浜から創出する」を目標に掲げ、起業やイノベーションの基礎知識講座やビジネスプラン作成のサポートを行う。「イノベーション都市・横浜」宣言に基づく事業の一環で、「YOXO」は同宣言を象徴するロゴマーク。
同スクール第4期は6月~8月、全13回のカリキュラム。第1回のオリエンテーションに始まり、「アイデア発想ワークショップ」「ビジネスプランのつくり方」「ウェブマーケティングの基本と実践」「資金調達・資金計画」などを予定。講座は原則オンラインで行う。
受講対象者は、3年以内に起業を考えている人や起業して間もない人のほか、起業や協働に関心のあるエンジニアやマーケター、クリエーティブ職も含む。講師としてZアカデミア学長の伊藤羊一さんや文部科学省・大臣官房で広報戦略アドバイザーを務める加藤たけしさんらが登壇する。
同スクールは横浜市特定創業支援等事業に認定されており、修了すると横浜市内で会社を設立する際に登録免許税の減免などの優遇を受けることができる。受講期間中はスタートアップ成長支援拠点「YOXO BOX」を利用でき、ビジネスプランに関する個別相談も受け付ける。
横浜市経済局 新産業創造課長の髙木秀昭さんは「これまで3期行い、横浜で新しいビジネスを立ち上げたいという熱意を持った多くの方に参加いただいた。引き続き思いを持った方に手を挙げていただけると大変うれしい」と応募を呼び掛ける。
受講無料。募集締め切りは6月10日17時。