横浜市は、みなとみらい線馬車道駅近くの北仲通地区で、横浜市役所がある北仲通南地区と北仲通北地区の民間ビルの開発予定地を結ぶ新しい歩行者デッキのデッキ名称を募集している。
北仲南地区と北仲北地区を結ぶ「北仲通地区南北デッキ(仮称)」位置図
歩行者デッキは、市庁舎議会棟の2階から、本町通りを挟んで対面する新しい施設の建築予定地を結ぶ横断歩道橋で、全長約42メートル、幅員約6メートルの鋼床版箱桁橋。完成時期は2022年12月末。
将来的に民間の建築計画が進むことで、JR・市営地下鉄桜木町駅から北仲通北地区まで建物2階レベルで歩行者動線が整備される。
選考基準は、名称に「橋」「ブリッジ」「デッキ」「ウォーク」「ロード」「道」のいずれかを原則として入れること、名称案が公共施設にふさわしいものであること、名称案が都心らしさや北仲通地区にふさわしいものであること、名称の説明(理由、由来など)が公表可能であることなど。
選考は、庁内の内部委員会により横浜市都市整備局で決定し、採用された名称の応募者には記念品を贈呈する(複数人の場合、抽選で最大5人まで)。募集期間は6月10日~30日。応募はWEBサイトのフォームか、はがき・封書で受け付ける。
横浜市都市整備局都心再生課長の高井雄也課長は、「歩行者デッキの整備により、駅や水辺と市役所、商業施設、ホテル、結婚式場、住宅等の多様な施設が結ばれることになる。多くの来街者の皆さまにも利用いただき、親しみを持って呼んでもらえるようなデッキ名称の応募をお待ちしている」と話している。