横浜中華街にある「ヨコハマおもしろ水族館」(横浜市中区山下町)は7月17日から、「おさかなギョリンピック~水の中のスポーツ大会~」を開催する。
水の中の生物がサッカーや射撃、ボクシングなど、さまざまなスポーツに挑戦するユニークな特別展示。
サッカーに出場するのは、長いあごひげが特徴の「オジサン」という魚。餌を探す役割のあるひげを使い、ボールを華麗にドリブルしてゴールを狙う。
口に含んだ水を勢いよく発射して昆虫を撃ち落として食べる「テッポウウオ」は、射撃にチャレンジ。最大1メートルほどの飛距離があるという水鉄砲で、水槽に設置された的に命中させる。
そのほか「タツノオトシゴの仲間」による重量挙げや「モンハナシャコ」のボクシングやなど全8競技を予定。
施設運営企画部の池田綾子さんは「魚界のアスリートたちがさまざまなスポーツに挑戦する。運動自慢の水の中の生物たちが自分たちの特性を生かした華麗なる演目をお楽しみいただければ」と話す。
同館は2004(平成16)年7月、吉本興業のプロデュース「よしもとおもしろ水族館」として開業、2013(平成25)年5月に現在の名称に変更。「学べる」をコンセプトに中華街の中心部で営業している。
入場料は、大人=1,500円、小人=750円。営業時間=10時~18時。混雑時には入館制限を行う。展示は営業時間中いつでも観覧可能で、一部の競技は12時30分、14時30分の「ごはんタイム」に行う。9月5日まで。