横浜開港祭のマリンエリアの海上に、約1000のランタンが浮かんでいる。「LANTERN PORT」イベントで、近代発展の象徴ともいえる横浜港に、「輝く未来への「想い」と「願い」を込めて、海上に浮かべた。
第40回横浜開港祭は、6月2日12時に開会宣言し、「Thanks to the Port『開港を祝い、港に感謝しよう』~想いを 重ねて 未来へ~」をテーマに、実地とオンライン配信のハイブリッドで開催中。
ランタンには「夢・コロナが終わった後にやりたいこと」「日常の感謝や医療従事者への感謝」など、子どもをはじめとする市民から広く募集。「想い」や「願い」を手書きでつづった約1000のランタンが届いた。
「LANTERN PORT」の前では、足をとめ、願いごとが海に浮かぶ姿をカメラに納める観客の姿が見られる。ランタンは18時40分から19時45分に、点灯を予定しているが、実行委は「現在、点灯のための調整に苦心中」といい、ランタンが点灯できるよう必死で取り組んでいる。
横浜開港祭は、開港パーク(横浜市西区みなとみらい1)で20時まで開催予定で、19時30分からは「ビームスペクタクルinハーバー」として、横浜に関連付けた音楽に合わせ、音と光を融合させ開港を盛大に祝う。
今年は初の取り組みで、メイン会場での打ち上げのほか、19時54分から、市内18区全てのエリアで「希望」の光となるよう1分間、花火を打ち上げる。