「DinoScience 恐竜科学博」は、都市空間にAR(拡張現実)コンテンツを表示するアプリ「XR CHANNEL」とのコラボレーションで、6月25日から、横浜・みなとみらいに巨大な恐竜を出現させた。
リアルな博覧会の展示内容(恐竜のCG映像)を、技術の活用により別の空間にAR表示させる試みで、街の奥行きを認識する技術により、まるで現実の街に本物の恐竜が現れたような、臨場感たっぷりの体験を楽しむことができる。
体験には「XR CHANNEL」アプリをダウンロードしたスマートフォンが必要で、アプリのダウンロードは無料。
「DinoScience 恐竜科学博」は、7月17日から、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で開催。白亜紀後期(約1億年~6,600万年前)に存在した「失われた大陸『ララミディア』」が舞台で、ゴルゴサウルス、ティラノサウルス、モササウルス、ケツァルコアトルス、トリケラトプスとティラノサウルスの幼体など、日本初展示を含む数多くの復元全身骨格を展示する。
一番の目玉は、ヒューストン自然科学博物館所蔵のトリケラトプス実物全身骨格の日本初上陸。全長7メートル×高さ3メートルで、ほぼ全身の骨格と大型皮膚痕が残る非常に貴重な実物化石で「世界で最も完全で美しい」と言われる。
広報担当者は「『DinoScience』は『科学の視点で生み出す、新しい恐竜体験』。会場で大迫力の化石と対面するとともに、ライブ映像配信システムによる参加型ツアーでも、まるで目の前で見ているような臨場感を味わえる」と話す。
科学博の営業時間は、月・火・木・日=9時~18時、水・金・土・祝は9時~21時まで。アプリは、日中の利用を推奨。いずれも9月12日まで。