カジュアルフレンチ店「賀寿」(横浜市中区相生町2)が、6月22日にオープンした。
外観は生花で飾られ、入り口は日本庭園風。会員制クラブのような雰囲気だが、メニューはフレンチに、イタリアンや和食などの要素も取り入れた創作料理。「ルッコラとパルジャミーノのサラダ」(780円)、「鮮魚のフリット」(780円)、「シャラン鴨のロースト パイナップルソースのせ」(1,180円)など千円前後のカジュアルな価格帯の料理を多くそろえる。
中には、メインディッシュの「壱岐牛シャトーブリアンのソテー 本わさびとトリュフ塩」(8,800円)など、数量限定の逸品も。
横浜出身の店主・村上有さんは「岩手の山菜や、香川県さぬき市の『源内』のうどん、北海道留萌市の長田鮮魚店の魚介類など、各地の良い食材を集めた。直接仕入れることで価格を抑えている」と話し、「冷麺の発祥といわれる盛岡『食道園』の冷麺にインスピレーションを得て創作した、冷麺の風味を殺さずにローストビーフを添えた『盛岡風冷うん』(780円)もおすすめ」とも。
店内は1階にカウンター8席、2階にテーブル席が7卓14席。営業時間は18時~23時。