横浜の市民管弦楽団「ヨコハマベイフィルハーモニー」が7月4日、第7回定期演奏会を神奈川県立音楽堂（横浜市西区紅葉ヶ丘9）で開催する。

7月4日開催　ヨコハマベイフィルハーモニー 第7回定期演奏会ちらし

　ヨコハマベイフィルハーモニーは、2013年の「横浜開港祭ザ・ブラスクルーズ2013」で公募メンバーによる管弦楽団として「第九」を演奏したことがきっかけで結成された市民オーケストラ。

　今回の演奏会は、新型コロナウィルス流行の影響で昨年4月に予定していた第6回定期演奏会が中止となり、昨年秋より練習を再開して開催に至った。

　演奏する曲目は、メンデルスゾーン「管楽のための序曲 ハ長調」、チャイコフスキー「弦楽セレナーデ ハ長調」、ブラームス「交響曲第2番 ニ長調」。指揮は松本宗利音さん。約50人の奏者が登壇する。

　ヨコハマベイフィルハーモニー代表の池谷真澄さんは「さまざまな制限がある中で、出来得る限りの準備を重ねてきた。この間、悲しいこと、苦しいこと色々あったが、また舞台に立ち、みなさまと一緒に音楽の喜びをわかちあえることに感謝している。今しかできない、また今だからこそできる音楽をお届けしたい。ホール規定に従い感染対策をして開催する。是非お越しください」と話している。

　開催時間は、13時30分開場、14時開演。入場料は1,000円。チケットはイープラスで購入できるほか、会場で当日券も販売する。

　同楽団は、年1回の定期演奏会のほか、潮田地区センターでのロビーコンサートや第九演奏会など、横浜市内で地域密着型の活動を行っている。