崎陽軒は本店での披露宴などで提供している「ジャンボシウマイ」を、家庭で楽しむことができるよう「おうちでジャンボシウマイ mini」を7月1日から発売開始した。
「ジャンボシウマイ」は、大きなシウマイ生地の中に、一口サイズのシウマイを詰めた商品。これまでは崎陽軒本店(横浜市西区高島2)で店内メニューとしてのみ提供していたが、「コロナ禍で外食を控える人もいる中、家でも楽しめるように」とミニサイズの家庭用にアレンジした。
「おうちでジャンボシウマイ mini」(3,500円)は、直径11.5センチ高さ10セント。カットすると、中から「昔ながらのシウマイ」22個があふれ出る。外側の生地も「昔ながらのシウマイ」のあんで作られており、中の「昔ながらのシウマイ」と共に食べることができる。
7月1日に同商品の通信発売を開始すると、当初の想定を大幅に上回る反応があり、約1カ月先までの予約が埋まった。供給量を確保するため、2日の夜から3日の朝10時まで一時販売を中止。担当者によると「1時間に100個以上の注文が入るほどで、まれに見る人気」とうれしい悲鳴で、3日の朝からは、1日あたりの受付を100個までに制限して受注を再開した。
通信販売での冷凍便とあわせ、ロードサイド17店舗では予約制で冷蔵品の販売をしている。通信販売とは別の予約枠を設けているため、空き日程がある店舗もある。賞味期限は、冷凍品が製造日を含め30日間、冷蔵品は11日間。
横浜市内のロードサイド販売店は、崎陽軒本店ショップ、綱島店、横浜日野店、川辺町店、二俣川さちが丘店、環2市沢店、港北インター店、伊勢佐木モール店、中華街シウマイBAR店、中華街大通り店、戸塚ぐみざわ店、戸塚崎陽軒ショップ。
崎陽軒本店のイートインメニューの「ジャンボシウマイ」は、大・中の2サイズで、2004年に誕生。披露宴での「シウマイ入刀」や宴会での需要があり、大(21,780円)は直径25センチ高さ25センチで、大粒の「特製シウマイ」(1粒169円)を120個まで入れることができ、中(12,100円)は直径20センチ高さ20センチで、「特製シウマイ」を50粒まで入れることができる。