横浜武道館(横浜市中区翁町2)が、開館1周年記念事業として、横浜のスポーツを通じたまちづくりなどについてのセミナー「スポーツビジネスカンファレンス in 横浜2021」や、スポーツ体験教室などを開催する。
7月15日開催「スポーツビジネスカンファレンス in 横浜2021」
同館は横浜文化体育館の再整備事業の一環としてオープンした、市の公共施設では初の本格的武道場。「スポーツとエンターテイメントを通じて人とまちと文化をつなぐ」をコンセプトとしている。1階に武道場、2階にアリーナがある。旧横浜文化体育館跡地の5000人収容可能なメインアリーナは2024年4月に開館予定。
15日には「スポーツビジネスカンファレンスin横浜2021」を開催。スポーツ庁参事官の渡辺隆史さんによる講演「オリンピック・パラリンピック後の日本におけるスポーツの在り方について」、再整備事業を担当した事業者によるセッション、三井不動産と三菱地所、横浜市都市整備局担当によるトーク「スポーツを契機とした関内・関外のまちづくり」、横浜DeNAベイスターズの木村洋太社長や、元ラグビー日本代表の野澤武史さんによる講演、「スポーツ×SDGs」をテーマとするセッションなどが行われる。
講演時間は10時~18時45分。企業などによるブースの出展も行われる。チケットは3,000円(学生1000円、基調講演のみ無料)。
18日には同館がホームアリーナの「横浜エクセレンス」アドバイザーで元日本代表矢野良子選手によるバスケットボール教室、Y.S.C.C.選手によるフットサル教室、健康ゴルフ体験教室を開催。24日には空手板割り体験会を行う。
15日のカンファレンスにも登壇する横浜市スポーツ協会経営企画担当課長の青井純子さんは「横浜市スポーツ協会は国内のスポーツ協会や体育協会の中で最大規模の協会。今後のスポーツの未来を描き、牽引していく中心的な役割を担っていきたい。スポーツに興味のある方々、横浜に興味のある方々の交流が生まれ、横浜から新たなイノベーションが巻き起こることを期待している」と話す。