横浜スタジアム(横浜市中区横浜公園)で7月27日に行われた東京オリンピック2020のソフトボールの決勝戦で、日本がアメリカに2対0で勝利し、優勝した。
同競技では、2008年の北京大会以来13年ぶりの金メダルとなった。
試合は、エース・上野由岐子投手が先発し、4回表で、9番・渥美万奈選手のタイムリー内野安打で日本が1点を先制。
5回表で、5番の藤田倭選手のタイムリーヒットで2点目。
投手は、6回で、後藤希友投手に交代。7回に再び上野投手が登板し、完封試合となり、宇津木麗華監督が横浜スタジアムの空を舞った。
試合は無観客試合で行われ、横浜スタジム周辺では立ち入り禁止の体制がとられた。
優勝が決まると、スタジアム付近の歩道橋には、約30人ほどの人が集まって来た。関内勤務という会社員らは「テレビで見ていたが、表彰式の瞬間を少しでも近くで聞きたくて、試合後に来た」と話した。
君が代の演奏がスタジアムの外にも聞こえる音で流れると、歩道橋上で見守っていた人たちと、道路を通行していた人たちから拍手が起こった。
同オリンピックで、横浜で開催される試合は、野球、ソフトボール、サッカーの3競技。
野球・ソフトボール競技は、野球の決勝を含む15試合と、ソフトボールの決勝を含む11試合を横浜スタジアムで開催。
サッカー競技は 男子の決勝を含む8試合、女子の準決勝を含む3試合を横浜国際総合競技場で開催する。