横浜市長選挙を前に、「未来の市長」についてより多くの人が考えられる機会をつくりたいと、市民有志でつくる「横浜市長選公開討論会実行委員会」が8月3日から公開討論会を開催し、オンラインで配信している。
横浜市長選には8月3日までに過去最多の9人が立候補する意思を表明している。横浜市長選公開討論会実行委員会の高田尚暢さんは「近来まれにない、多くの候補者の立候補から市長を選ぶことになりました。市民の立場から候補者に話を聞き伝えることで、横浜の未来の市長について、より多くの人が考えられる機会をつくりたい」と話す。
公開討論会は無観客・オンライン配信で実施。あわせて、立候補予定者にインタビューを行い、収録したインタビューもウェブサイトで公開している。実行委員会は、公開討論会への参加とインタビュー収録は、立候補を表明している全員に呼び掛けているという。
公開討論会は、8月3日から6日までの4日間、毎日19時からYouTubeでライブ配信する予定。8月4日正午現在、5人が参加予定、1人が登壇を辞退、3人が調整中となっている。
横浜市長選挙は告示が8月8日、投票日は22日。市長選挙の投票率は、2017(平成29)年7月30日が37.21%、2013(平成25)年8月25日が29.05%。横浜市長選には、太田正孝さん(75)、福田峰之さん(57)、小此木八郎さん(56)、郷原信郎さん(66)、坪倉良和さん(70)、田中康夫さん(65)、山中竹春さん(48)、林文子さん(75)、松沢成文さん(63)の9人が出馬表明をしている。
横浜市選挙管理委員会では、横浜出身のタレント、石塚英彦さん、倉持明日香さんを活用起用して、SNSや動画なども活用して、投票を呼び掛けている。投票日に投票に行けない人は期日前投票もできる。