馬車道地区の中国広東料理「水綾閣(すいりんかく)」(横浜市中区南仲通4)が、「海鮮冷麺」を夏季限定で提供している。
同店は4月にオープン。総料理長は、過去にウェスティンホテル東京(東京都目黒区)の中華「龍天門」で、3年連続でミシュラン1つ星を獲得した経験を持つ横尾博志さんが務める。水綾閣では横尾総料理長と料理長兼点心長の網野北斗さんが、本格的な中国料理の伝統を守りつつ、オリジナルなアレンジを加えた、香港広東料理で腕をふるう。
夏季限定で用意した「海鮮冷麺」(3,960円)の具材は、フカヒレ、ツブ貝、アワビ、タラバガニ、ヒラメかタイ(日替わり)、ボタンエビ、イクラ、キャビア、クラゲ、トマト、キュウリ、青菜、フグの皮。
横尾総料理長は「とにかく素材にこだわりたかった」と話し、ソースにもこだわった。ソースはクルミ、黒酢、ゆず醤油の3種から好みのものを選ぶことができる。クルミは生のクルミを揚げて撹拌、ゆず醤油はゆずから薄皮だけを剥いて細切りにし醤油につけて香りを出している。「再訪の際はぜひソースを変えて味わって」というが、「3種のソースを少しずつ」のリクエストにも応えることができる。
「海鮮冷麺」の提供時間は11時30分~15時と、17時~20時。8月31日まで。