横浜市は8月30日、楽天グループから、同社で実施している新型コロナワクチンの職域接種でワクチンの分配が可能になったため、横浜市民も対象として接種に協力したいとの申し出を受けて、接種を実施すると発表した。
ワクチン接種の対象は、はじめてワクチンを接種する満12歳以上の横浜市民で、1回目の4週間後の同じ時刻・場所で2回目の接種が受けられる方。
実施日程は第1回目が、9月3日、4日、5日。2回目が10月1日、2日、3日。接種実施場所は、楽天クリムゾンハウス(東京都世田谷区玉川1)。予約枠は各日5千人(合計1万5千人)。使用ワクチンは、武田/モデルナ社製ワクチン。
予約は、9月1日9時から市の予約専用サイト(WEB)と予約センター(電話)で受け付ける。
楽天グループは、「楽天グループでは、日本全体での集団免疫の早期獲得に向けて一人でも多くの方にワクチン接種を速やかに受けていただけるように、国の職域接種指針のもと、近隣住民や単独で実施困難な中小企業等もご参加いただける地域包括的な合同接種を念頭に準備を進めてきた。このたび、近隣住民向けのワクチン分量について、横浜市との連携のもと、横浜市民様向けにも一定量が分配可能となった」とコメントしている。