「横浜人形の家」(横浜市中区山下町)で10月23日から、横浜が創業地である不二家(東京都文京区)のキャラクター「ペコちゃん」の企画展が開催される。
企画展「ペコちゃんと横濱」の展示開催記念プレゼントのステッカー
1950(昭和25)年に誕生し、平成そして令和と長く愛され続けるペコちゃんの魅力に迫る同展では、店頭に設置されていたペコちゃんをはじめ、首振りペコちゃんやミルキー関連グッズ、ペコちゃんイヤーズドールなどを展示。ペコちゃんの缶バッジやエコバッグを作るなどのイベントも開く。
不二家は1910(明治43)年、藤井林右衛門によって元町の洋菓子店として創業。1922(大正11)年には2号店となる横浜・伊勢佐木町店を開店し、「シュークリーム」や林右衛門が考案した「ショートケーキ」が名物に。1923(大正12)年の関東大震災で各店を焼失するも、伊勢佐木町店は翌年にバラック建てで営業を再開し、1937(昭和12)年に新築開店。84年後の現在も横浜センター店として営業している。
会場では創業時の不二家を含め、当時の「古き良きヨコハマ」の街並みを写真資料で紹介するほか、11月14日には同展アドバイザーで横浜在住の新関光二さんによるトークイベントを行う。
開館時間は9時30分~17時。観覧料は入館料を含み、大人(高校生以上)=900円、小中学生=450円、未就学児無料。月曜と12月29日~1月1日休館。2022年1月23日まで。