神奈川県は9月1日、テレワークに必要なパソコンや周辺機器の購入、運用に対する補助金の受け付けを17日の17時まで延長すると発表した。
県雇用労政課では昨年度から新型コロナの感染対策として、県内の中小企業にテレワーク導入促進事業補助金を給付。コロナの影響が続くなか中小企業でもテレワーク環境を整えるため本年度の予算額は2億5,000万円超で受け付けを7月に始めた。
対象となるのは県内に事業所のある中小企業等で、常時雇用者が2人以上いることが条件。対象の企業の従業員が自宅やサテライトオフィスでのテレワークを8日以上行うためのパソコンなどの対象経費4分の3以内で上限40万円を補助する。
この他に在宅勤務型のテレワークの導入を希望する神奈川県内の中小企業等にテレワークに関する専門家をアドバイザーとして派遣する取り組みも行っている。
同課長の岡田久さんは「この補助金をきっかけに県内の中小企業等でも感染防止のためテレワークの導入を進めてほしい。導入に不安のある企業はアドバイザー派遣なども利用していただきたい」と話す。
問い合わせは「神奈川県テレワーク導入促進事業補助金申請事務局」(TEL 03-6632-8065)で平日8時30分~12時・13時~17時15分受け付ける。