みなとみらいの造船ドック跡地を利用したシェアスペース「BUKATSUDO」(横浜市西区みなとみらい2)のギャラリーで、9月18日から、横浜在住の写真家三橋康弘さんの写真展「駅と彼女。」が開催されている。
三橋さんは、1983年の横浜生まれ。神奈川大学経済学部卒業後に、写真を学んだ。現在はITコンサルタントとして働きながら、鉄道、人物、風景などを被写体として、休日を中心に写真作品を撮影している。
「駅と彼女。」は、「さまざまな駅とその路線を利用している女性の写真を撮影し比較していくことで、その駅や地域の特徴が浮き出てくる」のではないかと、2012年に撮影を開始。東京や福島、大阪、福岡など全国各地で約100点を撮影した。
「BUKATSUDO」の写真展では、15点を展示。神奈川県内で撮影した作品を中心に構成。相鉄線、東急東横線などの駅で撮影されたスナップ写真が並ぶ。
あわせて6月には、同作の写真集(オーバル刊)も出版した。写真集はA5変形、48ページ、2200円。
三橋さんは「駅に違いがあるように彼女たちもまた、それぞれに個性がある。これらをコレクションのように多くを並べて見ることで、鉄道が発達した日本という国の今が見えてくるだろう」という。
写真展の会期は25日まで。開場時間=9時~22時、日祝=21時まで、25日=18時まで。会期中無休、入場無料。