
そごう横浜店(横浜市西区高島2)にマリトッツォ専門店「マリトッツォロマーノ麻布十番」が9月22日に期間限定でオープンした。
MARITOZZO (マリトッツォ)発祥の地であるイタリア・ローマ出身のシェフのマルチェロさんが、本場の伝統的なレシピを使用して作ったマリトッツォを提供する。
マリトッツォの歴史は古代ローマにまでさかのぼり、オリーブ油を混ぜた生地に、はちみつで甘みをつけ、レーズンなどのドライフルーツを加えたシンプルなものだったという。時代とともに変化を遂げ、20世紀後半、軽やかに焼き上げたパンに生クリームをはさむという、現在のかたちになった。
メニューは、プレーン、キウイ、ストロベリー、ヌテラ、ピスタチオ、ティラミス、ブリュレ、メロン、マンゴ、カボチャなど、季節に合わせたマリトッツォを取りそろえる。価格は550円から。
マルチェロさんは「イタリアの朝はバールでこのマリトッツォを食べながらカッフェで朝食が定番の光景。かつては、3月の最初の金曜日に、マリトッツォのクリームのなかに指輪を入れて、男性が女性にプレゼントするという習慣もあったよう。『HAPPY』『愛』がキーワードになっている幸せなお菓子。意中の女性に私が作った本物のマリトッツォをプレゼントしてみては」とコメントしている。
出店場所はそごう横浜店 地下2階=食品売場 イベントスペース。出店期間は9月22日~10月31日。営業時間は10時~20時(施設に準ずる)。