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横浜市内3会場で「ヨコハマ・フットボール映画祭2021」

「甲府のヴァンディエラ」(2001~2017)より

「甲府のヴァンディエラ」(2001~2017)より

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 かなっくホール(横浜市神奈川区東神奈川1)、シネマ・ジャック&ベティ(中区若葉町3)、横浜セネックス(神奈川区西神奈川1)の3カ所を会場に、サッカー映画を上映する「ヨコハマ・フットボール映画祭2021」が開催されている。

YFFFアワード2021グランプリは「壁を壊せ! -ドイツ女子サッカー 台北の奇跡-」

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 9日から15日までの7日間に10本のサッカー映画の上映と、4つのトークイベントのほか、9つの展示ブースの出店を行う。

 同映画祭は、2011年にサッカーと映画の魅力を地域社会に伝えることを目的にスタートした。11回目を迎える今回は、当初1月開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

 映画祭の開幕に先駆けて、9月14日に、サッカーが持つ様々な可能性と魅力を伝えてくれる作品を表彰し、広く発信する「YFFFアワード2021」の審査会を実施。審査委員は、Jリーグチェアマンの村井満さん、東京ヴェルディの小池純輝選手、アルビレックス新潟レディースU-18出身の女優・栗林藍希さん、電動車椅子サッカー日本代表の永岡真理選手、ノンフィクションライター宇都宮徹壱さん。

 グランプリ、ベストチーム賞、ゲストプレイヤー賞を受賞した作品は、1980年初頭の西ドイツの女性アスリートのドキュメンタリー「壁を壊せ! -ドイツ女子サッカー 台北の奇跡-」(2019年、ドイツ)。審査員特別賞は「俺たちブロンリーボーイズ-ヘタレなクラブの愛し方-」(2016年、イギリス)が受賞した。

 10日は、かなっくホールで「VOY!~光と影の冒険~」、「俺たちブロンリーボーイズ -ヘタレなクラブの愛し方-」、「ポーツマスFC -破産からの再生-」、「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」を上映する。横浜セネックスでは、「我が町のサッカーチーム -城南FCを応援する人々の話-」の上映のほか、トーク企画として、指導者講習会「指導者、障がい、スポーツとは」、「ミルアカお呼ばれ出張トークライブ」が開催される。

 チケットはシングル券・一般=1,500円、U25・障がい者=750円ほか。一部無料上映プログラムも(要事前予約)。

 シネマ・ジャック&ベティでは11日~15日に、「壁を壊せ!-ドイツ女子サッカー 台北の奇跡-」、「ポーツマスFC-破産からの再生-」、「オリンピック・リヨン-女子サッカー最強チームの真実-」、「俺たちブロンリーボーイズ -ヘタレなクラブの愛し方」、「VOY!-光と影の冒険-」を上映する。チケットは一般=1,300円、U25/障がい者・シニア=750円。

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