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アートフェス「黄金町バザール」今年も 「サイドバイサイドの作り方」テーマに

チェ・ヨンファンさんの作品。日本と韓国の過去から現在の社会的な変化を表現し、人々が何と戦ってきたのかを問いかける。

チェ・ヨンファンさんの作品。日本と韓国の過去から現在の社会的な変化を表現し、人々が何と戦ってきたのかを問いかける。

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 2008(平成20)年から続く黄金町エリアを舞台にしたアートフェスティバル「黄金町バザール」が10月1日から、開催されている。

アーティストの三ツ山一志さんと作品

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 黄金町バザールは、アートによるまちの再生を目的にNPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」が毎年秋に開催している。黄金町では「アートによるまちづくり」の一環として、アーティストが街に滞在して作品を制作する「Artist in Residence(AIR)」を展開。黄金町バザール2021では、公募、推薦により選出したゲストアーティスト12組、黄金町AIR参加アーティスト29組が、黄金町の街を舞台に制作と作品展示を行う。

 14回目となる今回のタイトルは「黄金町バザール2021-サイドバイサイドの作り方」。京急線日ノ出町駅・黄金町駅間の高架下スタジオと周辺のスタジオ、地域商店や屋外空地などが会場となる。「サイドバイサイド」のタイトルには、「大変な時代だが、手を取り合って一緒に頑張ろう」という思いと、小さな建物が横にたくさん並ぶ黄金町の特色の2つの意味を込める。

 ディレクターの山野真悟さんは「今年は特に、テーマに対する理解や、街に対する理解があるアーティストが多く参加している印象。黄金町バザールは、単に作品を見るだけのイベントではなく、街の様子も併せて、ぜひ見ていただければ」と話す。

 開催時間は11時~19時。月曜休み。会期中有効のフリーパスは1,000円(高校生以下無料)。フリーパスには、地域の飲食店などで使用可能な割引券300円分が付く。10月31日まで。

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