演奏ジャンル・国籍・世代・ハンディキャップなど、あらゆる垣根を取り払って音楽を楽しむイベント「ホッチポッチミュージックフェスティバル2021」が、横浜公園(横浜市中区横浜公園)で10月24日に開催される。
2009年に始まり、今年で13回目となるホッチポッチミュージックフェスティバル。ホッチポッチとは英語で「ごちゃまぜ」の意味。40ジャンル以上の出演者が集まり、男子チアリーディングやポールダンス、ヒューマンビートボックスや蛇味線ロックバンドなど、音楽を聴く機会が少ない人も楽しめるプログラムが組まれている。
今回は合言葉を「ハードよりハート」として、市民ボランティアが中心となってホッチポッチミュージックフェスティバル実行委員会を結成して準備をしてきた。ダイバーシティ&インクルージョンを掲げ、高校生から60代までのボランティア100人以上が参加した。
事前に、視覚障がい者や車椅子利用者のガイドボランティア研修を開催。外国語チラシや音声ガイドを作成。会場には手話通訳や外国語通訳なども用意し、国籍や世代・性別・障がいの有無にかかわらず誰もが安心して訪れることができるイベントを目指している。
公園内の出展ブースには、福祉、国際、子ども支援、教育、ピンクリボン、骨髄移植啓蒙など約20団体が出店する。
同NPO事務局の片野みかさんは「誰もが安心して訪れることができる音楽祭を目指し、パフォーマンスを通じて、みんなを笑顔にできるイベントにしたい」と話す。
開催時間は12時~17時50分。入場無料。
音楽祭の企画を担当する認定NPO法人アークシップ(中区常盤町1)は「音楽でたくさんのハッピーを創りたい」をスローガンに、2002年からさまざまな音楽イベントを制作をしている。