ふれあい動物施設「アニタッチみなとみらい」(横浜市中区新港2)で、三つ子のカピバラの赤ちゃんが誕生した。
カピバラの父親「がんも」と母親「ボタン」との間に10月22日に生まれた三つ子の赤ちゃんたちは、母親のおっぱいを飲んだり青草を食べたりとすくすくと育っている。赤ちゃんは性別不明で、体長約20センチ、体重約2キロ。カピバラの出産は横浜では初という。
カピバラは、南米アンデス山脈の東側、水辺近くの茂み、林や草原に生息するネズミの仲間。体長約100~130センチ、体重約50~60キロになる。20~30頭の群れで水辺近くの草原に生息。体は頑丈で長く荒い毛がまばらに生え、泳ぎや潜水が得意で、四肢の指に小さな水かきがある。妊娠期間は約5カ月、1回の出産で1~8頭が生まれる。
施設は、横浜ワールドポーターズ2階に10月14日にオープンした。動物は約20種、300匹以上で、カピバラ、ワオキツネザル、アカテタマリン、オニオオハシ、ナマケモノ、フェネック、プレーリードッグ、ミーアキャット、チンチラ、ウサギ、モルモット、テンレック、デグー、パンダマウス、スナネズミ、ヒヨコなどの動物の生態を学びながら動物と「ゼロ距離体験」を楽しめる。
営業時間は10時30分~21時、年中無休。入場料金は、大人(中学生以上)=1,500円、4歳~小学生=800円、3歳以下=無料。