「ヨコハマおもしろ水族館」(横浜市中区山下町)が11月23日で閉館し、17年の歴史に幕を下ろす。
同館は2004(平成16)年7月、吉本興業プロデュースの「よしもとおもしろ水族館」として開業、2013(平成25)年5月に現在の名称に変更。生き物の習性を利用した実験水槽や、水槽ごとに生き物の学びにつながるクイズの設置など、「生き物の不思議や面白さを発見できる水族館」として営業していた。
11月13日から営業最終日までは、クリスマス特別企画を実施。ミナミハコフグの幼魚やクダゴンベといったカラフルな魚がツリーの周りを泳ぐ「海の中のクリスマス水槽」の特別展示のほか、巨大プランクトンゾーンの通路をイルミネーションで彩る「クラゲのキラキラ通り」、夕方限定のライトアップ「サカサクラゲのグラスリウム」が楽しめるようにする。
運営会社の白龍館は、閉館の理由について、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で入場者数が減少したことにより、これ以上の運営は困難と判断した」としている。生物の飼育は取引先が確定するまで、同館のあるチャイナスクエアが引き継ぐという。
入館料は、大人=1,500円、小人=750円。営業時間は、平日=13時~16時、土曜・日曜・祝日は10時~17時。