横浜市内の4つの大学と企業・行政の連携で運営する「YOXOカレッジ」のキックオフイベントが11月18日に行われる。
YOXOカレッジは、横浜市内の4つの大学と企業・行政の連携で運営する、イノベーター育成のためのオンラインを中心としたプラットフォーム。2022年1月に「YOXOカレッジ」のWEBサイトを公開して開講する。
イベントでは、横浜のイノベーターたちを応援するために集まったメンバーが登壇。神奈川大学の兼子良夫学長、関東学院大学の小山嚴也学長、横浜国立大学の梅原出学長、横浜市立大学の相原道子学長と、文部科学省の井上睦子さんのあいさつに続き、ディー・エヌ・エー代表取締役会長の南場智子さんによる基調講演が行われる。
パネルディスカッションは2部構成で実施。1部は、横浜市副市長の林琢己さん、リバネス代表取締役副社長の井上浄さん、横浜国立大学大学院博士課程後期2年の松本昭源さんが登壇し、モデレーターを横浜市立大学准教授の芦澤美智子さんが務める。テーマは「横浜の大学発ベンチャー/研究開発成果の社会実装が増えていくには」。
2部は、クックパッドJapan CEOの福崎康平さんと横浜市立大学特別教授 先端医科学研究センターコミュニケーションデザインセンター長の武部貴則さんが登壇。「進化思考」著者でデザインオフィス「NOSIGNER」を主宰する太刀川英輔さんがモデレーターを務める。テーマは「横浜における社会課題解決型イノベーションの可能性」。
横浜市の「イノベーション都市・横浜」宣言(YOXO)の下に市内4大学が参画し、産学官による組織間の連携を強化することで、大学発ベンチャー発掘・創出支援体制の整備を進めていく「SCORE(拠点都市環境整備型)横浜プラットフォーム」(主幹機関:横浜みなとみらい21、共同機関:神奈川大学、関東学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学)が主催する。
プラグラム代表者の横浜みなとみらい21の大橋直之さんは「YOXOカレッジは、横浜におけるイノベーション創出やスタートアップ起業を目的とした学びの場。キックオフイベントを通じて、大学、企業問わず新事業創出を志す方々に、YOXOカレッジの活動やそこから派生するイノベーション・エコシステム形成の可能性について伝えたい」と話している。
開催は16時~18時30分。Zoom(ウェビナー)で開催する。参加費無料。