横浜中華街に、食パン専門店「ちょっと待ってぇー 中華街店」(横浜市中区山下町)が、11月6日にオープンした。
監修は「高級食パン」専門店を全国に続々と出店しているジャパンベーカリーマーケティング(青葉区)の社長で、ベーカリープロデューサー岸本拓也さん。運営は医療・福祉コンサルタントや旧車販売など営む桜栄企画(横須賀市)で、2020年8月にオープンした横須賀の汐入店に続く2号店。
中華街へは、国内外からの観光客や地域のファミリー層に向けて、出店した。ウサギを店のロゴに使い、店名には「こんなにかわいいのに、こんなおいしい食パンがあるのに素通りしちゃうの?」という思いを込めたという。
店頭には、2種類の食パン、きめ細かくしっとりとした食感と国産バターの甘い香りが特徴の「朝の贅沢(ぜいたく)(プレーン食パン)」、甘酸っぱいサンマスカットレーズンをちりばめたデザートのような「杜の宝石(レーズン食パン)」と、中華街らしい食べ歩き文化にも相性がいい「ビーフカレーパン」や「塩パン」、「あん塩パン」などを用意する。食パンにつける蜂蜜やジャムなどのスプレッド類もそろえる。今後は、季節に合わせた小物パンの提供も予定している。
店舗責任者の折田紫衣奈(しいな)さんは「希少価値の高い、こだわりの食材を使った食パンや手軽に食べられる『ビーフカレーパン』など、多くの方に食べてほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~18時。パン無くなり次第終了。