神奈川県は、県民限定の県内旅行割引キャンペーン「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」を12月1日から再開する。
新型コロナウイルス感染症の拡大で深刻な影響を受けた観光事業者の支援と、落ち込んだ旅行需要の早期回復、県民の地元・神奈川県の魅力再発見の契機をつくることが目的。昨年10月1日にスタートしたが、同年12月28日から停止していた。
横浜、鎌倉、箱根は「定番エリア」として、宿泊旅行は1人1泊につき最大3,000円を割引。横浜、鎌倉、箱根以外は「再発見エリア」として1人1泊につき最大5,000円を割引する。日帰り旅行は、「定番エリア」が最大1,500円、「再発見エリア」が最大2,500円の割引となる。連泊や利用回数の制限はない。利用者全て神奈川県民であることが必要。国が実施しているGoToトラベルキャンペーンとは併用ができない。
キャンペーンの予約受付は12月1日12時から。対象期間は12月1日から2022年1月31日までの利用分。期間中は、何回でも利用可能。予算額は約15億円で、実施期間内に予算がなくなった場合、対象旅行商品の販売を終了する。
神奈川県は感染防止対策をしながら、安心して旅行を楽しむため「感染しない!させない! 旅行者のための感染防止サポートブック」を作成。旅行についての基本事項や、「旅マエ」「旅ナカ」での注意事項などをまとめている。県WEBサイトからダウンロードできる。