「相鉄フレッサイン横浜駅東口」(横浜市神奈川区金港町5)が12月11日、相模鉄道全面協力の下、運転台やグッズ、写真などを客室内に設置・展示した「相鉄線今昔 鉄道コンセプトルーム」の提供を始めた。
同コンセプトルームは、2022年度下期に開業予定の「相鉄・東急直通線」により、さらなる発展を遂げる「相鉄線の魅力」や横浜駅を体験し、相鉄線の認知向上や、一人でも多くの人に相鉄ファンになってもらうことを目的に企画。
運転台は、相鉄線で運行していた7000系の運転台から取り外した各種部品と、実際に使用した電車銘板や大型ヘッドマークなどで雰囲気を再現。室内の壁には横浜駅の昔の写真やポスターに加え、直通線で使う新型車両の資料なども展示し、横浜駅の歴史や現在進行形の相鉄線の魅力に触れることができる。窓からはJR線などの電車も見える「トレインビュー」となっている。
相鉄のキャラクター「そうにゃん」のラッピング電車「そうにゃんトレイン」で使っている「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッションなど、コンセプトルーム専用の備品も用意。
同ホテル支配人の実方(さねかた)稔さんは「鉄道ファンの方はもちろん、観光やビジネス、家族などでも楽しめる客室となっている。横浜と共に歩んできた相鉄線の魅力を感じながら過ごしてほしい」と話す。
ダブルルームとハリウッドツインルームを組み合わせて一室としており、定員は大人2人と、未就学児童2人まで。1日1室限定。宿泊対象期間は2022年12月10日まで。