大岡川桜桟橋(横浜市中区日ノ出町2)からみなとみらい21地区の水上で「ヨコハマSUPサンタクルーズ」が12月19日に開催された。
約100人のSUP(スタンド・アップ・パドルボード)と呼ばれる立ち漕ぎボードやカヌーに乗ったサンタクロース姿の有志メンバーは、日ノ出町にある大岡川の桜桟橋を出発。
横浜市役所の新庁舎前を経由してみなとみらいワールドポーターズ前までの約1時間、集まった観衆の声援を受けながら運河パレードを行った。
当日は、桜桟橋周辺と水上で、ゴミを集めるクリーンアップも実施。大岡川の川沿いでは横浜好きによるオンライングループ「I LOVE YOKOHAMA」メンバーらによる清掃活動「ハマっ子 サンタ記念日」が行われた。
主催した横浜SUP倶楽部(中区日ノ出町2)は、横浜で毎日SUPができる環境づくりを目指して、2013年からSUPのスクールやクルージング、レース、リバークリーンのほか、水域の安全利用のルール作りなどに取り組んでいる。
横浜SUP倶楽部の柿澤寛代表は「川のごみ問題を解決すること、そして都市部の水域で安全にSUPを楽しめるフィールドが横浜にあることを広く知ってもらいたい」と話す。
SUPは、サーフボードのようなボードの上に立ち、パドルで漕ぐウォータースポーツ。1960年代にハワイ・ワイキキで、大きなサーフボードの上でオール(パドル)を使い漕ぐスタイルが始まったという。海・川・湖などの水辺で、子供から高齢者まで誰でも楽しめる新しいマリンスポーツとして人気が高まっている。