マリオット・インターナショナル(米国 メリーランド州)は12月21日、みなとみらい21地区に「ウェスティンホテル横浜(THE WESTIN YOKOHAMA)」(横浜市西区みなとみらい4)を2022年5月下旬にオープンすると発表した。
新しく誕生する「ウェスティンホテル横浜」は、レストラン、様々なウェルネスプログラムを実現する付帯施設を備えるフルサービスのホテルで、階数は地上23階、総客室数は373室。同ホテルと一部のサービスを連携する長期滞在型ホテル201室を併設する。
ウェスティンホテルは、「ウェルネス」をコンセプトに自然志向・健康志向を特長とし、心身ともに満たされた「ウェルビーイング」な時間の提供を目指す。ブランドのウェルビーイングを構成する6つの柱、スリープ ウェル、イート ウェル、ムーブ ウェル、フィール ウェル、ワーク ウェル、プレイ ウェルを通じ、サービスを提供する。
部屋には、ヘブンリーベッドを備えるほか、屋外でのランニングプログラム「ラン ウェスティン」、スパやフィットネススタジオ「WestinWORKOUT」、ウェディング施設などの付帯施設・サービスを用意する。
ホテル内には5つのレストラン&バーを備える。フランス料理をベースにした「ブラッスリー・デュ・ケ」、伝統を残しつつ独創的なスタイルで日本料理を提供する「喫水線 (キッスイセン)」、上層階の23階に位置するグリルレストラン「アイアンベイ」、趣向を凝らした「コード・バー」、富士山を望む「シュガー・マーチャント」ペストリー・ショップなどが展開する。
今回の開業により、日本国内で展開するウェスティンホテルは全6軒となる。マリオット・インターナショナルは、138の国と地域に30ブランド、 合わせて約7,900軒の宿泊施設を展開している。
ホテル建設地は、2017年8月まで商業施設「アルカエフ」として、ホームセンター「セキチュー 横浜みなとみらい店」と「生鮮館 みなとみらい店」が営業していた。約1万人を収容する大型音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」に隣接し、大通りの向かいには、2021年4月に「神奈川大学 みなとみらいキャンパス」が開校している。