帆船日本丸(横浜市西区みなとみらい2)の船内に、ロスフラワーを活用したフラワーフォトスポットが設置されている。
帆船日本丸の士官公室に設置されたロスフラーによるフォトスポット
ロスフラワーは、廃棄される花のことで、船内で使用する花は、帆船日本丸に近い横浜ランドマークタワー内の横浜ロイヤルパークホテル(西区みなとみらい2)のロビー・レストラン・宴会場の装飾用のロスフラワーを使っている。
設置場所は、帆船日本丸の船尾にある舵輪、士官サロン、船長公室など。フォトスポットはムサ・ジャパン(中区新山下)がアレンジを行い、花のデザインは毎週更新する。
横浜ロイヤルパークホテルは、ホテル館内の装花を担当しているムサ・ジャパンと連携し、ホテルで使用されていた花々の廃棄削減と新たな活用を目的にロスフラワーを使ったブーケを販売している。
帆船日本丸・横浜みなと博物館の久保井雅子さんは、「横浜ロイヤルパークホテルが、ロスフラワーの活用に取り組んでいることを知り、ホテル担当に相談し、SDGsの取組の一環として3者のコラボによるフォトスポット設置が実現した。船の中に入って写真を撮って発信して欲しい」と話している。
実施期間は12月、2022年1月、3月(帆船日本丸の船体整備のため1月28日~2月25日は休館)の予定。
帆船日本丸の入館料は大人=400円、小中高校生=200円、65歳以上=250円。営業時間は10時~17時(最終入館16時30分)、月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)。