地ビールを製造販売する「横浜ビール」(横浜市中区住吉町6)が2022年3月、黒ビールの缶ビール「ハマクロ」を発売する。
「横浜ビール」缶ビール 第1弾「横浜ラガー」と第2弾「横浜ウィート」
ハマクロは「黒ビールのイメージを覆す軽快さ」をコンセプトに醸造した「セッションブラックIPA」というスタイルのビール。元々、横浜赤レンガ倉庫(新港1)で毎年開催されているビールイベントに合わせて醸造してきた。同商品は、「横浜ビール」が「街のビール屋」として大切にしている「地域と人のつながりを体現した」という。
大規模なイベント開催が難しい昨今も、「横浜ビールと過ごす、楽しい時間を届けたい」という思いから発売を決めた。発売1周年を迎えた「横浜ビール」缶ビールはこれまで、第1弾「横浜ラガー」と第2弾「横浜ウィート」が発売している。
第3段となるハマクロは、「IPAらしいかんきつのようなホップの華やかな香りと、ほんのり感じるモルトのロースト感が心地良い味わい」に仕上げたという。
醸造長の深田優さんは「クラフトビールファンにも、そうでない人にも、黒ビール好きにも、黒ビールがちょっと苦手な人にも飲んでいただきたい。ハマクロが黒ビールを好きになるきっかけになればと思い醸造した」と話す。
同社広報・ファンプロジェクト担当の横内勇人さんは「ラベルデザインには横浜浮世絵を採用。交易でにぎわう横浜港の有様が描かれており、新旧のどちらの良さも兼ね備えている横浜の魅力を表現したデザイン。いろいろな方にハマクロを楽しんでほしい」と話す。
価格は350円(税別)。発売日は2022年3月1日。