横浜・東京でクルーズ船を運航するケーエムシーコーポレーション(横浜市西区北幸2)は1月13日、ベイエリアの観光地を結ぶクルーズの実証実験運航「横浜ベイホッピングクルーズ」を開始した。
みなとみらい地区と、大型商業施設「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」のある横浜ベイサイドマリーナと、複合型海洋レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」のある八景島とを海路で結ぶ。
往路は、横浜ぷかりさん橋を9時5分に出発し、10時20分に横浜ベイサイドマリーナに到着の後、11時20分に八景島着。13時30分と15時に45分間の横浜ベイサイドマリーナ周遊クルーズ。復路は16時50分に八景島を出航、17時40分に横浜ベイサイドマリーナを出航し、19時に横浜ぷかりさん橋に戻る。
使用艇は総トン数19トン、定員50人の「CIELBLEU(シエルブルー)」。
運航初日の最初の乗船客は西区在住の夫妻で、横浜ベイサイドマリーナまでの乗船を楽しみ「天気がよくてよかった」と笑顔を見せた。船上でアテンドを務めたケーエムシーコーポレーションの北岡靖之さんは「海のコンディションが非常に良くお客様から笑顔をもらえてよかった」と話し「海から工場夜景が見られる復路もおすすめ」とも。
料金は、各区間ごとの片道運賃で、みなとみらいぷかりさん橋~横浜ベイサイドマリーナ=大人1,500円・小学生800円、横浜ベイサイドマリーナ~八景島=大人1,000円・小学生500円、みなとみらいぷかりさん橋~八景島=大人2,500円・小学生1,300円、横浜ベイサイドマリーナ周遊クルーズ大人1,500円、小学生800円。往路のみ復路のみでも利用が可能。
同実証実験は、観光庁が推進する「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」のモデル事業に採択されている。運航日は、1月は木~日曜、2月=金~月曜。2月21日まで。