横浜市南区弘明寺町に4月、共創型コリビング「ニューヤンキーノタムロバ」がオープンする。
運営は、YADOKARI(横浜市中区日ノ出町2)と泰有社(南区弘明寺町)。両社は、自らのクリエーティブを発揮して既存の価値観を破ろうとする次世代の若者を「ニューヤンキー」と定義し、「彼らの個性で社会に挑戦できる拠点」を目指して立ち上げる。
居住は1年間の期間限定。選考された入居者らが「暮らしながら自身をアップデートし、共創する」ことを狙う。個性豊かな仲間との関わりや、YADOKARIに人生相談ができる「タイマン制度」、1年間磨き上げたクリエーティブを表現する集大成イベント「ゼロフェス」など、「自己に向き合い挑戦するためのさまざまな仕掛けを用意する」という。コリビングには可動式家具やグラフィックなどを配置。利用者が集まって使うことも、個々で分散して使うことも可能。
入居者と併せて、コミュニティービルダーも募集。コミュニティービルダーは1年間家賃無料。自らもニューヤンキーとして居住しながら暮らしをサポートし、利用者同士の共創を促進する「仕掛け人」となる。
YADOKARIの中谷優希さんは「この場所をニューヤンキーと共に、クリエーティブという『個性』で社会を変えていく拠点にしていきたい」と話す。
泰有社の伊藤康文さんは「1年で卒業する共創型コリビングという概念は恐らく今までに無い創造空間。挑戦してみたいクリエイター・アーティストなど、さまざまな分野の人が共に暮らすことにより化学反応を起こし、『ニューヤンキーノタムロバ』で思い切りクリエーティビティーを磨いてほしい。自分自身の表現をより高めていきたいと考えている人はぜひ、ここで熱い1年間を体験してみては」と呼び掛ける。
募集人数は、入居者=13人、コミュニティービルダー=1人。書類審査後、選考を通過した人は面談を予定。入居者募集受期間は1月14日~3月25日で、選考は随時実施し、決まり次第募集受付終了。コミュニティービルダー募集受付期間は1月14日~2月28日。
2月8日にはニューヤンキーノタムロバに関するオンラインイベント、20日、21日には入居者向け内覧会を開催する。