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横浜中華街、「春節」を迎えカウントダウンと獅子舞

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 横浜中華街と横浜中華街発展会協同組合は、「春節」を迎えた2月1日に、「山下町公園」(横浜市中区山下町)で新年のカウントダウンと、獅子舞の演舞を披露した。

「新年快楽」獅子舞演舞をライブ配信

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 中国では旧暦の正月を「春節」といい、盛大に祝う風習がある。横浜中華街でも中国同様の「春節」を楽しむことができるよう1986年より「春節」を開催しており、今回で36回目を迎えた。

 「山下町公園」は300人ほどが集まり、高さ1メートルほどの細い台の上を渡りながら行うアクロバット獅子舞の技に見入っていた。獅子舞が「新年快楽」の幕を下ろし、演技を結ぶと海上は大きな拍手と爆竹の音で包まれた。

 「横浜媽祖廟(まそびょう)」では22時30分から神事、「神輿くぐり」で「厄落とし」をする参拝客の姿も見られた。

 中華街の担当者は「獅子は吉祥のシンボルで『駆邪と降福』の象徴とされている。爆竹で『邪気を祓い』、獅子舞で『福をもたらす』とされ、獅子舞と共に爆竹を鳴らすことで、そのご利益は何倍にもなり、沢山の福が来るといわれている」とコメントし、「一部行事の中止など縮小した形での開催となる。新たな試みの企画も用意しているので『2022春節』を楽しんで」と呼びかける。

 新型コロナウィルスの影響で、1日に予定していた5頭の獅子が商売繁盛や五穀豊穣を願う「採青(ツァイチン)」は中止、5日の「春節娯楽表演」や11~13日の「元宵節(げんしょうせつ)燈籠祭」も中止となる。5日予定の「祝舞遊行」は延期する。

 あわせて、2月22日まで、中華街全域で「春節燈花」、朝陽門~山下公園で「光のプロムナード」、市場通り橋で「光のブリッジ」を開催。1月29日まで山下町公園で「ランタンオブジェパビリオン」を実施している。15日まで「ランタンオブジェデジタルスタンプラリー」を開催。都心臨海のランタンオブジェ設置場所にあるデジタルスタンプをスマートフォンで読み込み、景品の当たるスタンプラリーに参加できる。

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