横浜市は3月10日、ロシアによるウクライナ侵攻により犠牲になったウクライナ市民への哀悼と平和への祈りを込めて、横浜市庁舎に献花台と募金箱を、横浜市内18区の区役所には募金箱を設置した。
ウクライナ出身の母親と訪れた小学生 「STOP PUTIN」のメッセージ
ウクライナ・オデッサ市と横浜市は姉妹都市で、国連からピースメッセンジャー都市の称号を受けた横浜市として、ウクライナの現在の情勢は看過できまないということで設置。
初日の10日、山中竹春市長、清水富雄議長、髙橋正治副議長によりウクライナの国旗の色の青色と黄色の花の献花を行われた。
献花の後に山中市長は、「ロシアによる武力侵攻が続いており、許されない状況。横浜市としてもウクライナに対しできる限りのことをしていきたい。犠牲になったウクライナ国民への哀悼と平和への祈りを込めて献花を行った。ウクライナ、そしてオデッサ市は横浜の大切な友人。ぜひ、募金をよろしくおねがいします」と支援を呼びかけた。
献花には横浜市在住のウクライナ人や、ウクライナ関係者とその家族も訪れ「早く平和を取り戻したい」「SAVE Ukraine !」「STOP PUTIN」などのメッセージを発信した。
横浜市とウクライナのオデッサ市は1965(昭和40)年7月1日に、姉妹都市提携を結んでいる。横浜とオデッサは、共に戦火による焦土の中から復興したことや、国際港湾都市であることなどから提携を行った。
献花台、募金箱の設置期間は3月10日から4月11日まで。募金はウクライナの赤十字に送る。
設置時間は、横浜市庁舎の献花台は9時から19時まで、募金箱は9時から17時まで(土日祝日除く)。各区役所の募金箱は9時から17時まで(土日祝日除く)設置している。