金沢動物園(横浜市金沢区釜利谷東5)が3月17日に開園40周年を迎えるに当たり、記念の特別展と、大学や企業とのコラボレーション企画を実施する。
園内で行う特別展は、事前募集していた金沢動物園で撮影した写真とエピソードに対し、飼育員らがコメントを添えて展示する「写真で紡ぐ、思い出の中の動物園」、SDGsに関連した活動をしている企業や団体と連携したパネル展示、開園40周年にちなんだ写真展「Zoo to Wild Fes Spring ~楽しく学ぶ SDGs~」、40 周年と世界の絶滅危惧種をテーマにしたパネル展「Save the animals~わたしたちの仲間が減っている~」の3つ。
横浜美術大学とのコラボレーション企画「腕はめコアラ」は、コアラ展示場の近くにコアラの彫像を設置するもので、横に並ぶとコアラが腕に巻き付いているような写真が撮影できる。
京急グループとのコラボレーション企画は、小学1~3年の親子が対象の「一日園長になろう!@金沢動物園」や、座学と動物園見学で構成する「大人になっても…さあ~ 動物園へ行こう! ~楽しみ方はあなたしだい~」など。
4月2日・3日、9日・10日は、タカラトミーとのコラボレーション企画として、先着80人の未就学児の来園者を対象に、動物フィギュア「アニア」を進呈する。
広報担当の川口芳矢さんは「『写真で紡ぐ、思い出の中の動物園』には、たくさんの方からすてきな写真とエピソードをお寄せいただいた。自身が子どものころに撮影した写真と、同じ場所でお子さまと一緒に撮影した写真など、40年という年月を皆さまと共に過ごしてきたのだと実感できるものがたくさんあった。これから先も、50年、60年と歩んでいきたい」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分。月曜休園(3月28日と4月4日は臨時休園、5月は無休)。入園料は、一般=500円、高校生=300 円、小・中学生=200 円、小学生未満無料。