横浜市は3月15日、ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区)が実施する新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の職域接種において、これまで教職員や児童福祉施設の職員などを対象としていた追加接種の実施を、市民を対象に拡大すると発表した。
対象は、2回目接種後、追加接種予定日に6カ月経過した18歳以上の横浜市民。使用ワクチンは武田/モデルナ社製ワクチンで、1・2回目接種が、ファイザー社ワクチン、アストラゼネカ社ワクチンの人も接種できる。
接種実施場所は横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅から徒歩2分の横浜花咲ビル(横浜市西区花咲町6)3階。
接種実施日時は、3月19日、26日、27日、30日。時間は9時から17時30分。予約枠は1日約1000~1500人程度。予約は15日からDeNA専用の予約システムで受け付けている。
横浜市健康福祉局ワクチン調整等担当課長の河合太一さんは「感染拡大の収束がなかなか見えない中で、ワクチン接種は非常に重要。このような中で接種の機会が増えるのは非常にありがたい。市民の皆さまにはぜひご活用いただきたい」と話している。
横浜市は、2017年3月10日にDeNAグループとの包括連携協定(通称「I☆(LOVE)YOKOHAMA」協定)を締結し、スポーツの振興をはじめ福祉や教育、地域経済活性化などの取組を進めている。今回の職域接種の対象拡大は、協定に基づく取り組みの一環。