権太坂小学校(横浜市保土ヶ谷区境木本町1)の6年1組が、小学校のそばの「境木商店街」の魅力を発信する地図「行ってみよう!親しみやすい境木商店街」を作成した。
地図には、商店街の17店舗の位置とあわせて、「お店のじまん」を手書きした。うち12店舗はQRコードを掲載し、小学生が作ったPR動画へと誘う。
「境木商店街」は、保土ヶ谷区境木本町と権太坂をまたがる商店街で、電車の駅や主要幹線道が近くにないため「秘境商店街」と呼ばれることもある。江戸時代、相模の国と武蔵の国の国境「武相国境」が付近にあり、老舗店が多く、晴れた日には富士山が見えることもある。
地図の表紙には「各店舗の人がとてもやさしく、親しみやすい商店街」と書かれ、「友達や家族を連れて商店街へ行ってみては」と呼び掛けている。
「おじぞうさんもなか」が名物の和菓子店「栗山」の栗山奈生美さんは「商店街のことをたくさんの人に分かってもらおうという小学生たちの気持ちがすごくうれしい。マップはとても好評で、多くのお客さんが持ち帰ってくださっている」と話す。
地図は商店街の各店舗で無料配布中。同商店街では毎年5月~8月の最終金曜日に縁日を開催している。