横浜地方気象台(横浜市中区山手町)は3月21日、横浜で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より4日早い。
気象庁・気象台では標本木と呼ばれる観測対象の木を定め、5~6輪以上の花が咲いた状態を開花発表の目安としている。関東地方では桜の開花から満開(80%以上が咲いた状態)までの日数は約7日。日本気象協会は横浜の満開を29日と予想している。
横浜市緑の協会(中区日本大通)は、ホームページで「横浜 桜開花情報」を提供している。掲載されているのは市内公園・動物園など桜の名所18カ所。
野毛山動物園、三ツ沢公園、ズーラシア、元町公園、山手西洋館、野島公園、山手イタリア山庭園、海の公園、馬場花木園、山手公園、金沢動物園、富岡総合公園、俣野公園、俣野別邸庭園、岸根公園、こども植物園、長浜公園、横浜市児童遊園地の開花情報を、つぼみ、開花、3部咲き、5部咲き、満開、散り始め、葉桜の7段階で表している。
21日現在、野毛山動物園のライオン・トラ展示場正面のソメイヨシノ基準木が開花。三ツ沢公園、ズーラシアはつぼみとなっている。