横浜市と2027年国際園芸博覧会協会(横浜市中区)は、国際園芸博覧会開幕5年前イベント「FLOWER YELL 2027~明日への応援花~」を開催した。
3月24日から26日までの3日間、クイーンズスクエア横浜「クイーンズサークル」で開催。初日に行われたオープニングイベントでは、山中竹春横浜市長、清水富雄横浜市会議長、全国花き振興協議会の澤田将信会長が挨拶。
山中市長は、2027年国際園芸博覧会の開催に向けて「世界最高クラスの国際園芸博覧会が開催されることをもっと多くの皆様に知っていただき、花と緑の持つ大きな力を改めて皆様にお伝えし、ご一緒に博覧会を盛上げていきたい」と決意を語った。
会場には、横浜在住のフラワーデザイナー・小泉吉寿さんによる、巨大花束のオブジェが設置された。小泉さんは「各国から花に携わるスペシャリストが集う世界的な祭典が日本で開催されることを楽しみにしている。博覧会開催期間が半年あるので、季節の移り変わりを花で感じて頂きたい」と国際園芸博覧会への期待をコメントした。
国際園芸博覧会は、横浜市瀬谷区と旭区にまたがる2015年(平成27)6月に返還された米軍施設「上瀬谷通信施設」跡地を会場に、2027年の3月から9月に、花や緑を通した健康と福祉、環境の向上、経済強化などを目的に開催される。博覧会区域は約100ヘクタールで、地域連携やICT活用などの多様な参加形態を含み1500万人の来場者を見込んでいる。