京急横浜駅に、4月1日、ドレミファインバータの発車音や運転士・車掌のアナウンスなどの音声が搭載された飲料自販機、通称「おしゃべり自販機」が設置される。
「おしゃべり自販機」は、京急1000 形をモチーフにしたデザイン。コイン投入時や、商品ボタンを押した際に「まもなく快特品川行きが発車いたします」「出発進行」など、運転士や車掌のアナウンスが流れ、商品搬出後には、京急2100形と1000形の発車音「ドレミファインバータ」の音を聞くことができる。
「ドレミファインバータ」は「歌う電車」として長年親しまれながら、機器更新のため2021年7月20日に最後の編成(1000形1033編成)の運行を終了し、「歌い終え」ていた。京急は運行終了の翌日に「今後、『ドレミファインバータ』のサウンドを皆さまにお楽しみいただけるコンテンツを検討」することを公式サイトに記しており、記載が実現した形となる。
担当者は「再びこの音が聞ける場所を作ってほしいとのご要望にお応えし、自販機で商品を購入すればいつでも聞くことができます」とコメント。
「おしゃべり自販機」の隣には「京急グッズ自販機」も設置、「けいきゅうオリジナルプラレール」や「駅名板マグネット」も販売する。
設置場所は横浜駅北口改札内の下りホーム行きエレベーター横。営業開始時刻は10時から。